仕事、恋愛、日常生活役立つ心理学とは。

おはようございます!

 

 

心理学と聞くと少し難しい感じがするかもしれません。

 

ですが、意識するだけでも仕事や恋愛が少しだけうまくいくかもしれません。

 

そんなテクニックを簡単な説明ととも紹介していきます。

 

 

 

それではどうぞ!

 

 

 

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ザイオンス効果)単純接触効果

 

 

ザイオンス効果とは、アメリカの心理学者ロバート・ザイアンスが提唱した、別名「単純接触効果」とも呼ばれている心理効果のことです。

 

文字通り、何度も繰り返して接触することにより、好感度や評価等が高まっていくという効果です。

 

ザイオンスの単純接触効果、ザイアンスの法則ともいわれています。人間関係においては「熟知性の原則」と呼ばれ、会えば会うたびに、知れば知るほどに好意を持つといった心理効果を意味しています。

 

興味がなかったり、あまり好きではなかったりするものや人物でも、頻繁に目に触れる機会があった場合、その対象への警戒心や恐怖心が薄れ、良い印象を持つようになるといわれており、ザイオンス効果の顕著な例と言えます。  

 

 

 

 

端数効果

 

 

398円、4980円など、400円や5000円のようにキリの良い価格にすればいいものを、あえて端数価格することにより購買意欲を上げる効果を「端数効果」と呼びます。

 

人は中途半端な数字を見ると、無意識のうちに「何か意図した値段なのか?」や「ギリギリまで安くしているのだろう」と考え、それ以上の値下げを要求しなくなります。また人はキリの良い数字を基準に考える傾向にあります。つまり398円は300円台であり、4980円は4000円台と感じるのです。

 

フランスの心理学者ニコラス・ゲガンが行ったパンケーキを2フランと1.99フランで販売した実験があります。結果は、2フランのグループは約45%の家庭に売れ、1.99フランのグループでは約60%の家庭に売れました。わずか0.01フランの差にも関わらず、売上に15%もの差が表れたのです。

 

 

 

 

作業興奮

 

 

あなたは「これはやりたくないなー」と思っている仕事でも、やり始めてみたら、不思議とやる気が湧いてきて作業が進んだという経験はありませんか。 これを「作業興奮」と呼びます。

 

実は人の脳はなにもしていない状態だとやる気が起きにくいのですが、イヤイヤでも作業をしていると、やる気が起きてくるという構造になっています。

 

したがって、イヤな仕事であってもとりあえずやってみるということをすれば、徐々にやる気が起きてきて作業を進めることができます。あれこれ考えて仕事を先延ばしにするよりも、イヤイヤでもいいので、まずは始めてみましょう。

 

 

 

 

バーナム効果

 

 

誰にでも当てはまるような内容を、自分にだけ当てはまっていると思い込む効果を「バーナム効果」と呼びます。

 

多くの占い結果には、誰にでも当てはまることが書かれていたり、「協調性はあるけど、実は頑固者」のように、どちらとも取れるようなことを言われたりします。

 

一度「当たっている!」と思い込んでしまうと、次のアドバイスを受け入れやすくなるのも特徴です。

 

 

 

 

吊り橋効果

 

 

恋をするドキドキと、心拍数が上がることにより起こるドキドキを、相手への恋愛感情だと勘違いする効果があります。

 

心理学では「吊り橋効果」と呼ばれ、心理学者のダットンとアロンによる実験に由来しています。

 

これは大きく揺れる吊り橋と平常心で渡れる吊り橋の上で、女性にアンケートを取ってもらうという実験で、大きく揺れる吊り橋の方が男性の好意が大きくなったことが分かりました。

 

これは吊り橋に限らず、遊園地のジェットコースター、ホラー映画、スポーツ観戦などによっても同じ効果があるとされています。

 

またお酒を飲んで心拍数を上げたり、コメディ番組を見て一緒に笑うことでも、恋愛のドキドキと錯覚することがあります。

 

特定の場所へ行かずとも、相手の左側(心臓が左側にあるので)にいるだけでも効果があると言われています。

 

 

 

 

ピグマリオン効果

 

 

「ほめられると伸びるタイプ」という人がいますが、心理学では、ほめられたり、期待されることによって良い結果を出せるようになる「ピグマリオン効果」というものがあります。

 

また「ほめ方」にも4つの分類があります。
相対評価(他人との比較)
・結果評価(出ている結果に対する)
絶対評価(本人の努力に対する)
・プロセス評価(努力の過程に対する)があります。

 

人は生まれ持った才能よりも、努力した量やその過程を評価されることにより自信に繋がり、モチベーションも維持できることが分かっています。

つまり、相手をほめるときは絶対評価とプロセス評価を意識すると効果的です。

 

 

 

 

ハロー効果

 

 

ある1つの要素によって印象が全体的に底上げされて良くなる効果を「ハロー効果」と呼びます。


例えば、東大出身、美人、役職が高い、背が高い、という特徴に対して、性格も良く、頭も良いに違いないと無意識のうちに高評価してしまうのです。

 

恋愛における「一目惚れ」にも同じような効果があります。まだ話したことも無いのに、性格も良いに違いない!と勝手に思い込んでしまうのです。

 

ある大学で行われた調査では、美人の学生は、そうでない学生よりも成績が高く評価される傾向にあるというデータも出ています。

 

 

 

 

ドア・イン・ザ・フェイス

 

 

ビジネスにおいて取引先に多少の無理をお願いすることもあるかと思います。そんなときは「ドア・イン・ザ・フェイス」が効果を発揮します。

これは最初に現実的ではない大きな要求を提示して、断られたら要求のハードルを下げて提示するという手法です。

例えば、1週間後に必要な資料のまとめを部下にお願いしたいとき、最初に「明後日までお願い」とスケジュール的に無理な日程で頼みます。

すると「ちょっと今、他の仕事で手が離せなくて」と断られた際に「じゃあ1週間なら大丈夫?」と提示します。

部下は「日程を伸ばしてくれた」と感じ、最初から1週間でお願いするよりも、引き受けやすくなるのです。

これは「相手が譲歩してくれたのだから、自分も譲歩しなくては」と思う心理を利用しています。

 

 

 

 

カチッサー効果

 

 

相手の承諾を得る際によく使われるのが「カチッサー効果」です。

 

方法はいたって簡単で、要求に対して理由を添えるだけ。また理由に関しては特に意味のないことでも効果はあります。

 

心理学者のランガーは、コピー機を優先的に使わせてもらう要求に対して3つの頼み方を検証しました。

 

1つは「先にコピーをとらせてください」という要求のみのパターン。

2つ目は「急いでいるので、先にコピーをとらせてください」という本当の理由を添えたパターン。

3つ目は「コピーをとらなければならないので、先にコピーをとらせてください」という意味があるようで無い理由を添えたパターンです。

 

結果は最初の「要求のみ」に対して60%の人が応じたのに対し、後の2つは共に90%の人が応じたというものでした。

 

これはビジネスだけではなく、デートの誘いにも応用できます。

 

つまりいきなり「デートに行きませんか?」と伝えるよりも、

 

「おいしいレストランを見つけたので」のように何か理由をつけるだけで、デートに誘う成功率が上がることが期待できます。

 

 

 

 

ヤーキーズ・ドッドソンの法則

 

 

緊張しすぎて頭が真っ白になってしまったり、声が震えたりすることは誰にでもあることです。

 

しかしながら、全く緊張しないというのも実は考えもの。

 

心理学では適度な緊張がより良いパフォーマンスを生み、緊張が弱すぎたり強すぎるとパフォーマンスが低下する「ヤーキーズ・ドッドソンの法則」と呼ばれるものがあります。

 

これは慣れていることをするときは緊張している方がうまくいき、慣れていないときは緊張していない方がうまくいくという考え方です。

 

つまりプレゼンで緊張しすぎてしまう人は、とにかく反復練習をして「慣れさせる」ことがポイントになってきます。

 

その他にも、声のトーンを普段話しているように意識してみたり、まばたきの回数を多くしないよう気をつけることも効果的です。

 

 

 

 

パーソナルスペース

 

 

人は、他人に入られたくない「パーソナルスペース」と呼ばれる 縄張り意識を持っています

 

例えば、満員電車などで、無意識のうちに腕を組んだり、目をそらすために広告を眺めたりします

 

この心理が良く働くのが「エレベーター」です。狭い空間の中でいきなり見知らぬ人と一緒になるので、

 

ほとんどの人は移動している階数を表す表示を眺めます

 

これは自分の持っている領域に他人が侵入してきたことによるストレスを軽減するための防衛本能だと考えられています


外交的な人、内向的な人によってもパーソナルスペースの大きさは異なり、外交的な性格は小さく、内向的な性格は大きく距離を取ることが分かっています。

 

 

 

 

傍観者効果

 

 

周りに多くの人がいるほど、困っている人を助けなくなることが分かっています。

 

解明のきっかけとなったのは1964年ニューヨークで起こったキティ・ジェノバーズ事件

 

女性が暴漢に襲われた際、多くの人が目撃し、叫び声を聞いたにも関わらず、誰も警察に通報しませんでした。

 

不幸にも被害にあった女性は死亡してしまい、マスコミは大きく「都会の人は冷たい」と報道しました。

 

これは周りの人数が増えれば増えるほど、効果が大きくなることが分かっています。

 

みんながいるから誰かやるだろう という意識の表れですね。

 

 

 

 

心理的リアクタンス

 

 

人は皆自由でいたいと思っており、その自由が失われそうになると抵抗したくなる「心理的リアクタンス」と呼ばれる効果があります。

 

限定10着、在庫あとわずか、先着5名様に限り、などなど日常生活には心理学的罠とも思えるショッピングの誘惑が多く存在します。


人は「これを逃すと買えなくなる」と思い込み、妙にその商品が魅力的に思えてくることがあります。


行動の自由が制限されたとき、その自由を取り戻そうとする心理であり、何かを失うと感じると反動的に対象の価値が高まる効果を意味します。

 

 

 

 

今日はこのぐらいで。

 

 

それではまた!

 

 

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